上記のような目的をもって、当サイトの2008-03-28の記事を検索して来る方がいますが、その時点で諦めた方が最終的に賢いかもしれません。
該当記事にも追記したのですが、inkscapeはイラストレーターではないので、そこを勘違いされている方がかなり多いようです。
そんなの分かってて、逆に独自だから別のツールで開きたいんだよ!って声は十分理解できるのですが、オープンソースのものや海外のフリーウェアのものってのは「触ったりマニュアルを見て自己解決の文化」で成り立ってるんですよね。
その自己解決が、「他者」解決になっているといつか困ることがでてきます。
CMYKが不完全で印刷に向いてないとか、PDFに吐き出すとぼかしが効かなかったり、PNGの吐き出しが微妙におかしかったり、「そういう微笑ましいバグ?」と上手く付き合っていくのがフリーウェアの精神だと思うんですよね。
それはお金で解決できるかもしれませんし、根性かもしれませんし、自分のスキルかもしれませんし、無理なものは無理と諦めることかもしれません。
そういう気持ちで使うとフリーウェアをストレスなく、機能に不満を持たず使っていけると思います。
海外で且つ、Linux文化で育ったツールがwindowsに移植されるというのはそれなりに癖やバグが存在しえます。
いつか、inkscapeでもaiファイルを読める時が来るかもしれませんし、開発が停止する可能性もあります。
inkscapeは素晴らしいツールですが、aiコンバーターでもイラストレーターの代理品でもありません。