このご時世なのでしょうがないのでしょうが、ランチェスターという言葉をここまで耳にするとは思いませんでした。
大学時代のルーズリーフ見たら「ランチェスター」「コトラー」「ポーター」「ドラッカー」「チャンドラー」とか王道所が書いてた記憶があります。(全然覚えてないけどさ)
所謂、経営戦略って後付が多い気がするんだよなぁ。
本を読んだり、それを誰しも理解できたり、即実践できる環境があればどこの会社も倒産しないし、戦略って他社(他者)に勝つ為のバイブルであって、そんな「虎の巻」をみんなもったら、その戦略を持ったところでお得意の「レッドオーシャン」になるわけで、そこから「ブルーオーシャン」を求め差別化を…って「無限ループ」になるんじゃないかなぁという趣旨のレポートを出した記憶があります。(その講義ってレポートをどんな形でも出せばよい講義だったので)
会社に対する忠誠心というかモチベーションが相当左右されると思うんだよねぇ…
相手をどうにかしないと「命がなくなる」っていう戦場下の場合と、「まぁ会社がどうにかなっても転職すればいいや」とか「夜中まで一生懸命仕事してる人がどうにかしてくれるでしょう…」的な人が沢山いる商業じゃぁ、100人VS100人って言うのも違うしさ、銃器や火気ってのがインフラとかとしても「それを扱うスキルを持った人がちゃんと1人の力を発揮して仕事するとは限らない」じゃない?
一部の株主とか、社長は「財産=命がかかってる」から該当するかもしれないけど、その一部を除いて「会社に対して忠誠心やプライドを持って仕事をしていて武器を使える」人材がどれだけいるんだろうかなぁ…
命がかかってないんじゃぁ、戦力としてのカウントも難しいと思う。
それじゃぁ意識もしないし「自分のスキルを努力して伸ばせとか勉強しろ!」という厳しい環境を求められるようになったら、それこそ楽な環境を求めるでしょう…
多分、完全なる「能力主義」になってしまえばこれらの戦略も生きるんだろうけどね。
天下りや、年功序列、家族、環境、血筋ってしがらみが多い日本じゃかなり難しいと思う。
(経営戦略という概念を覚えて実践しようとすることは素晴らしいとは思いますけどね。)